皆さん、こんにちは。
戊辰一八六八 その11「白河城占拠」をアップしました。
以下、小説本編やゲームのネタバレになるので、記事を畳みます。大丈夫な方だけお読みください。
白河城占拠は、真改華の章斎藤さんルートのクライマックスの部分「白河城決戦」です。
ゲームでは終りに近いパート。こちらのシリーズでは、白河戦線の冒頭エピソードになります。
すみません小説の物語ではイベント発生が大幅に違っています。
これから、ちよろず版ルートになっていきます(・∀・)
史実とゲームの狭間にある物語を綴っているので、抵抗のある方はごめんなさい。
薄桜鬼の世界観とはかけ離れたものにはならないよう心掛けます。
物語ですが、まだ閏四月。会津藩の白河城占拠の日、閏四月二十日は、今の暦で6月10日。梅雨時です。新選組は、史実では白河占拠の当日より一日遅れて白河入りしています。新政府から派遣された奥羽鎮撫隊が率いる仙台藩兵と会津藩兵の戦い(仙台藩兵は表向きだけ闘うふりをした、やる気のない戦)に、新選組は参戦していません。
鎮撫使は長州藩士世良修造です。かなり傍若無人な振る舞いをしていたらしく、白河でも、毎晩のように宴会を開いて酒を飲んで騒いだという一角が白河の繁華街に残っています。
私は、会津、奥羽贔屓なので、世良修造には複雑な想いがあります。世良は敵地で、恨みを大いに買ったまま会津戦争の始まる前に斬首されます。斬首は仙台藩にて行われました。奥羽列藩同盟の約定の中に。
「鎮撫使下参謀を大逆無道の罪を鳴らして追放すること」
これは世良の事で、同盟締結前にとっとと実行されてしまいます。奥羽列藩同盟の約定は、広く軍事プランまで組み込まれていました。全て実行されたら、もう超最強過ぎて、新政府軍はけちょんけちょんにやられてしまうだろうという程の強気のものです。でも、実行不可能なものも多い約定でした。そんな中で、出来る事はとっととやってしまいました。
それが世良修造の追放でなく斬首です。そして、白河領が会津領と変わった事が城占拠の大きな意味を持ちます。これから先は、The「奥羽越列藩同盟」の領分。誰も入って来るなと言わんばかりに、会津藩を始め二本松藩、三春藩、棚倉藩も参戦して白河以北を守ります。白河一帯は大きな戦場となっていきます。
続きを書き進めています。書きあがったら近くアップしますね。
読んでくださって有難うございます。
ちよろず