ブログ【新年の誓いのこと】

ブログ【新年の誓いのこと】

皆さん、こんにちは。

お正月も過ぎたというのに、まだ気持ちの上で通常運転しておらずのんびりしています。

新年の誓いのことをちゃんと書き留めておこうと思ったのですが、特に新しい誓いでもなく、「今年書きたいと思っている物語をちゃんと書こう」と改めて決心。これです。

お正月中は、身内や知り合いとゆっくり会う機会が多くて、久しぶりに「オタク」トークや「非オタ」トークをじっくりして来ました。自分なりにいろいろと考える事もあったので、ここに書き留めておきます。

私は二次創作をしていること、「薄桜鬼」が好きな事をあまり周りには大っぴらにしていなくて、数少ない「おたとも」にだけカミングアウトしています。お正月中は、身内や友達と「今何に夢中になっているか」で盛り上がったのですが、いろんな趣味の話の中、結構みんな流行のソシャゲを同時進行で何種類もプレイしていて、Switchに移植されたゲームや、アニメや映画は去年ヒットしたものの話ばかりでした。私は、殆ど表面しか知らないものばかりで、もっぱらふんふんと聞いていたのですが、去年一年間で自分なりにゲームやアニメに関しては心境の変化があったなあと改めて思いました。

去年、ソシャゲ全て足を洗ってスッパリやめてしまいました。私はコンシューマーゲーム機をプレイする以前は乙女ゲームをスマホでやっていて。それ以外のソシャゲにも手を伸ばし、一時期、24時間態勢でガチプレイをしていました。生活(健康面や仕事)に支障がでてきて、いろいろと問題があって控えるようになったのですが、それでも、課金しまくって得たアバターやシナリオを捨てたくない一心でやめられない乙女ゲームを、しつこく何年も毎日ポチポチやっていました。

同じプレイヤーの友人(ゲーム内のスレッドを通して知り合った)とのやりとりも楽しくて、二次創作とは別の楽しみとして続けていたのです。でもこちらのサイトを立ち上げた頃に、ふと、「自分は何年間もの間ずっとソシャゲ中毒症なのだな」と気づいて退会を決心しました。以来、家にいる間だけ、気が向いたらプレステやSwitchで遊ぶ生活です。結果、薄桜鬼をメインに他ゲーをちょろちょろプレイするだけになりました。ソシャゲを止めて、生活にたっぷりの時間と余裕ができました。課金もしなくなって本当に良かったです。

お正月中に、「おたとも」と歴代の乙女ゲーム攻略相手の話で盛り上がりました。既にサ終しているゲームも少なからずあって、今や「幻の○○さま」だねーと懐かしく、プレイしていた当時、どれだけ夢中になって居たかと熱く語りあって、ほんとに楽しかったです。

友人は、特別なシナリオはスクショにとって、スライドアルバムにしてPC保存しています。私は、乙女ゲームのスクショ(アバやイベントシナリオ)をクラウドサービスに置いて、いつでもどこからでも見られるようにしています。(といっても、家の外では決して見ない)。こんな風に過去の恋人(または伴侶)の想い出の保存方法について情報交換しました。乙女ゲームのネタって永遠ですね。笑ってしまうぐらいロマンチックな世界は、たとえ興味がなくなっても当時大好きだったゲームの世界感や攻略相手への気持ちは、ずっと消えない気がします。

楽しい乙女ゲームトークをしながら、過去の自分のやってきた様々な失敗や反省点も振り返ることができました。ゲームに夢中になる=攻略相手に恋する状態なのは、乙女ゲームプレイヤーなら容易に理解してもらえると思います。好きなキャラの話をしたくて堪らない。特定のキャラクターをゲーム内の「推し」と決めて猫可愛がりします。これが高じると、「推し」が絶対神のような崇拝の対象になって、考えることはそのキャラのことばかり。一種恋愛状態というか、脳内がすべて彼で廻って行く。たとえば、綺麗な夕日を見たら、ここにキャラがいたら、きっと何も言わずに一緒に眺めてくれるだろう……とか脳内で勝手に想像して幸せになります。完全なる乙ゲー脳です。めっちゃキモイですけどね(・∀・)

この類似恋愛体験。ほんとうに夢中になると思考が変わってきます。これは私の経験の話ですが、何を見ても好きなキャラクターを投影してしまいます。薄桜鬼の斎藤さんを全く異なるゲームのキャラクターに重ねて、少しでも似ていると思ったら速攻攻略対象として選択。新作アニメの主人公が斎藤さんに見えたり(実際はキャラデザインの一部分(目の色や髪型)が似ているだけ)、現代のヨーロッパが舞台の物語でも「斎藤さんがこの主人公として繰り広げられている」と勝手に脳内ですげ替えて楽しんだり、もうやっている事は完全に箍が外れていますね。呆れるほど乙ゲー脳が暴走しています。でも楽しいのです。

この行動が、他人には非常に顰蹙を買う事をこのお正月中に知りました。自分の好きなキャラを他作品のキャラと「似ている」「重なる」と発言することは、「他作品への冒涜」だそうです。オタクのマナー違反だよと怒られて、目からうろこが落ちました。思えば、過去にオタともに、

「今期アニメじゃないけど、◯◯〇再放送してるの見てる?」
「え? 〇〇〇だよね。昔見てたよ。面白いよね」
「再放送見てみて。主人公のドクターXXX、絶対に斎藤さんに見えるから」
「そーかな。ドクターXXX素敵だけど。全然武士じゃないじゃん」

「でも、わたし完全に斎藤さんだと思ってみてる」
「……そう、……」

友達は何も言っていなかったけど、内心引いていたと思います。今となっては恥ずかし過ぎる痛い発言。と言うより、普通にキモイですね(・∀・) オタク、一般非オタ関係なく、そういうのは受け入れてもらえない、当たり前です。気を付けなければなと思います。

大昔、自サイトをやっていた頃は、二次創作ではなく、翻訳小説、エッセイと映画をテーマに好きなことを載せていました。ブログもあらゆるSNSと連携させて、おおっぴらに思考の垂れ流しをしていました。

サイト内ブログでは定期的に「キャスティングディレクター」記事を書いていました。勝手に小説やアニメ原作を映画化(実写化)した場合のキャスティングをするという、ほんとうに身勝手な記事です。主に、海外の俳優を使ってイメージも載せて好き放題。実際に日本のアニメ原作がハリウッドで映画化されたりすると、自分ならこの俳優を使うという、批判じみた痛い記事も書いていました。自分の中では、このキャスディレ遊びを、二次創作脳を伴って続けてしまっているような気がします。オタク友達から、非常にデリカシーに欠けるし、「いつか刺される」からやめろと注意を受けました。確かに他作品を好きな他人様の恨みを買うのは怖いです(・∀・)

何を見ても「斎藤さん」に見える。たとえそう思っても、心の中にだけとどめておこう。自分の中の幸せな想いを、小説を書く原動力にしよう。そう思いました。

これが私の真の「新年の誓い」です。

今年も頑張るーーー☺

ちよろず

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