ブログ【小説更新】誓い合い
こんばんは。久しぶりの小説更新です。
FRAGMENTS19春「誓い合い」をアップしました。「国際親善仕合」の続きです。
大学の春休み中の出来事を中心に描いていきます。時系列が行ったり来たりすると思いますが、頑張って書きますのでついて来てください。
FRAGMENTSと並行して、明治期のお話の続きを書き進めています。こちらはじっくりゆっくり仕上げて、春シリーズの完結後にアップできればいいなと思っています。合間に「濁りなき心に」を書き直す作業もしていて、幕末、明治期、現代大学生の斎千を同時に想い描くのが楽しいです。どの時代でもひたむきな二人がとっても愛おしい。
先日オープンした書房にアクセス頂きありがとうございます。第一回配本は順調に頒布が進んで、残り僅かです。お手にとって頂けてとても嬉しいです。次回配本予定の「地獄八景」は、現在印刷製本中です。またご用意ができましたら、配本のご案内をいたします。
薄桜鬼真改天雲ノ抄のリリース日が発表されました。冬ぐらいかなと思っていたら、うんと早かった。10月まで待ち遠しいですね。公式サイトをザーッとしか確認していませんが、在京の頃の補完的エピソードが中心になるよう。新しいキャラクターも登場するので、また物語に奥行きが出て来るのではと思うと楽しみで仕方ありません。
先日、仕事の調べもので図書館に立ち寄った時に、「小学館ビジュアルワイド明治時代館」を見つけて思わず借りて帰りました。監修が宮地正人先生(歴史の中の新選組)と木下直之先生(股間研究家)、装丁が美しくて、隅々までぎっしりと図版、写真、イラスト、注釈が詰まっていて見ていて飽きません。巻末の別冊明治関連資料館や史跡の旅ガイドで全国の明治を感じる場所が美しく紹介されています。旅に出たくなる。読み物としても最高です。夏目漱石をモデルにした「苦沙味先生明治はじめてものがたり」が超絶おもしろい。木下先生は本当に筆が立つ。わたしの憧れです。
ここのところ梅雨の走りのようなお天気が続いています。
冷えにご注意、くれぐれもおいといください。
ちよろず
(5月25日追記。書房よりご連絡。第一回配本「奇譚拾遺集」は頒布終了しました。お申込みいただき有難うございました)