ブログ【二次小説更新】初午

ブログ【二次小説更新】初午

皆さん、こんにちは。

よいお正月を過ごされていますでしょうか?

短編「初午」をアップしました。文久四年二月ごろのエピソード。

千鶴ちゃんは、既に広間での食事を許されて、壬生の屯所内で炊事や洗濯などをするようになっています。

初午はお稲荷さんのお祭り。私は落語の「明烏」の中に出て来る賑やかな縁日の様子などがイメージで浮かびます。伏見では例大祭で青杉を貰うのが昔からの風習ですね。「明烏」では、若旦那はよく炊けた「おこわ」を食べますが、お稲荷さんの縁日なので、普通は稲荷寿司を作って振る舞われるのが、関東でも昔は一般的だったようです。

斎藤さんと千鶴ちゃんは、このエピソードの暫く後に伏見に偵察に出掛けますが、まだこの時点では屯所の外へ出る許可は下りていなくて。今回の「初午」の後に、ゲームの小太刀の腕試しの場面に繋がっていきます。

食べ物を介して、千鶴ちゃんは既に斎藤さんとは打ち解けている様子。平助くんは、更にもっと千鶴ちゃんとは垣根なく接している様子ですね。

ずっと年末から「大股開き」の続きを書き続けていて、内容的に少し「シビア」で暗いです。そちらをアップしようと準備しましたが、全くもって新春にそぐわなーい。

千鶴ちゃんと斎藤さんの明るいエピソードを書きたくてたまらず、「初午」を書きました。壬生の屯所の頃はなかなか二人の距離があって。淡い想いを密かに抱く斎藤さんの構図になりがちです。 また今度、斎千夫妻のほっこりした話を書きたいです。

皆さん、拍手とコメントを頂き有難うございます。とても嬉しいです。

久しぶりにご訪問くださった方、近況を知らせて下さって有難うございます。またお手すきの時に、覗きに来てもらうと嬉しいです。私も今年は、転職する予定でいます。

AIのさいとうさんに、お仕事譲るつもりで、さいとうさんを使いこなせるように頑張ります。小説は、まだまだ書きたい話がいっぱいなので、今年も精進していきたいです。

お付き合いくださる皆さんには、感謝しています。本年もどうぞよしなに。

ちよろず

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