ブログ 【更新情報】空港にて
こんばんは。サイトにお越しくださりありがとうございます。
FRAGMENTS 22「空港にて」をアップしました。
春シリーズは断片的なエピソードを時系列で並べずに書いています。出来事の順番が前後することもありますが、出来る限り分かりやすく書いていきますのでよろしくお願いします。
伊庭さんが日帰りで向かった松前は親友の本山さんのお墓がある設定です。本シリーズを書くにあたって、雪村診療所のもう一人の医師を本山さんにしようか検討した時期がありましたが、臨時雇いの医師はあまり細かい描写を入れたくなくて却下しました。
少し、ゲームの中の本山さんと伊庭さんの個人的な印象について書きます。
薄桜鬼の本山小太郎さんはゲーム内で登場するとほっくりします。伊庭さんが単独で浮き上がりがちな部分を本山さんが出て来ることで存在に現実味が増します。二人は非常に常識的な人物。伊庭さんは数奇な運命を辿りますが、元々の設定がToo good to be true(本当にこんな素敵な人がいるの的)すぎて、存在の現実味が薄くなってしまう。伊庭さんはおとぎ話の王子さまチックです。そんな伊庭さんと一緒に本山さんがでてくると、うまく感情移入しやすくなって、なんというか、身近に感じやすくなります。きもいりっぽいですね。有難い存在です。
今回の話は「八郎の旅立ち」にもともと書いていた一部分です。どうしても一章独立させたくてこんな形になりました。
なかなか先に進まない話にお付き合いくださってありがとうございます。もうちょっと書くペースをアップして続きを公開できるよう頑張ります。
ちよろず