ブログ【観てきました】映画「燃えよ剣」

ブログ【観てきました】映画「燃えよ剣」

皆さん、こんばんは。日に日に秋めいてきました。お元気にお過ごしでしょうか。

映画「燃えよ剣」を観ました。面白かったです。

事前情報、予告編を一切目にしないようにして初見で映画を観られたのは良かったです。司馬遼太郎の「燃えよ剣」を最後に読んだのは数年前で、ほぼ内容を細かくは覚えていなかったこともあり映画は大層新鮮に感じました。

小説「燃えよ剣」の斎藤一のことを少し書きます。斎藤一の登場場面は極端に少なくて、私が好きな燃え剣の斎藤一モメントは「松前で土方歳三に文句を言う場面」です。あの時の口調はまさしく「薄桜鬼」に出て来る斎藤さんそのもので印象深い。でも山口二郎は会津に残留したので、本来なら北上はそこまで。私の中で、燃え剣の松前戦線に出ている設定は「司馬先生あれれれ案件」です。比較してしまってなんですが、血風録の方が出番は多いし人物像が冷静かつ熱くていい。でも私の中で「燃えよ剣」「新選組血風録」は薄桜鬼と親和性が高いのも事実。

小説の印象から、斎藤一がでてくる場面は極端に少ないだろうと期待せずに観に行ったのです。ですが、実際は思ったより沢山出て来て素敵でした。斎藤一万歳です。この前真改黎明録の原田さんルートを終えて、まあその格好いいことこの上なく。その直後だから、映画の原田左之助が小説の描写通りタコ坊主の大男で半裸みたいなのは嫌だなあと思っていたのです。それもいい意味で違っていました。

「ちょっと、薄桜鬼キャラと実写映画比べちゃあだめ。別物なんだから」

一緒に行ったオタ友はそう言って笑っていました。確かに、二次元と三次元を一緒くたにすると良くなかった。別物です。線引き、線引きが大切。小説を読んでの印象も実写映画と混ぜてはいけない。心中の境界線をしっかり引く事。自分でそれがちゃんと出来ているのか、甚だ疑問ですが、努力する必要はあると思いました。お友達が物凄く呆れていたので。

境界線がないと危ないです。

それでなくても、二次創作脳になっていて映画をみていても、100%没頭することもなく、この空気感を小説にしてみたいとか思ってしまうわけです。傍若無人も甚だしい。図々しい思考です。

ということで、「鬼谷」の続きを書き進めます。ブログばかり書いてないで小説を書かなければ。

また書きあがったらアップします。

それでは皆さん、燃えよ剣で盛り上がる秋です。夜長を十分に楽しみましょう。

新選組最高、薄桜鬼最高。

ちよろず



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