配本を延期します。

配本を延期します。

こんばんは。11月に配本を予定していた明暁下巻は来年に延期します。
番外編を書き始めていて、そちらの執筆を終えてから下巻に収録することにしました。
「薄桜の国」から2年後の物語になりますが、当初想定していたものより話が広がってしまい、収集がつかなくなってきました。別巻で出そうかと迷いましたが、明暁シリーズの本当の意味での最終話になるので下巻におさまるように書いていきます。

最近は鬼について書かれた伝承を調べてフィールドワークばかりやっています。先日は岩手の平泉周辺を歩いてきました。陸奥国の古代史は興味深く、二次小説で設定したイメージがどんどん広がっています。戊辰一八六八で描いた白岩の雪村の郷や鬼面山などもっと詳しく設定したい事柄がでてきたので、またお話に反映できればいいなと思っています。(上の写真は「田村草子」や「吾妻鏡」に出てくる達谷巌毘沙門堂)

番外編は鬼世界の話が中心になると思います。プロローグ部分は近くアップできるかと思います。

サイトのメンテナンスもしなければならず、初めてHTMLとCSSについて書かれた本を買って勉強しています。もうちょっと見やすいデザインにしたい。小説本文の修正作業もしなくては。

今月で薄桜鬼の最初のリリースから15周年。おめでとうございます。これからもいろいろなイベントやメディア展開がありそうですね。わたしはもっぱらゲームを中心に妄想して楽しんでいますが、新しいイメージが生れ続ける作品にずっと触れられている幸せ。公式さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

今月でサイト開設から5年目に突入。記念に何か小説をと古いファイルに寝かせてあった小説を物色しましたが、どれも中途半端な出来のものばかりで、もうちょい醸しだすまで待ちます。FRAGMENTSの続きも書かなきゃ。もっと自宅に戻って作業できる時間を増やしていきます。

朝晩は過ごしやすくなってまいりました。やっと秋らしくなりましたね。夏の疲れが出やすい時季です、くれぐれもおいといください。

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