ブログ【二次小説 進捗状況】戊辰シリーズ、明暁シリーズ番外編

ブログ【二次小説 進捗状況】戊辰シリーズ、明暁シリーズ番外編

皆さま、こんばんは。朝夕は過ごしやすくなってきましたが、まだまだ日中は残暑が厳しいですね。お元気にお過ごしでしょうか。

しばらく、戊辰シリーズ小説の書き進みが遅くてまだ途中までしか書けていません。

白河戦線については、去年白河に出向いた時に偶然入手した「新選組 戊辰戦争奥州白河口」をもとにイメージを膨らませています。

この水色の小さな小冊子(だんだら模様の素敵な装丁)は、白河郷土史研究家金子誠三さんによるもの。17年前に初版発行されたものです。地域の郷土資料として少数部数発行配布されて、長く幻の書とされていました。それから10年後の平成24年にNPO法人しらかわ歴史のまちづくりフォーラムによって再刊されました。ちょうど東日本大震災から一年後のことです。

この小冊子はB6サイズで48ページのコンパクトなものです。内容は物凄く濃くて、白河での新選組、特に斎藤一を追うのに欠かせないものです。ご興味のある方、ネットでも購入可能ですが、価格が2倍以上なので、白河に出掛けられた際、現地で購入されることをおススメします。(価格は1000円ほどだったと思います)金子先生の文章がステキです。

ふくしまの旅観光サイト「白河と新選組の関係を知る本「新選組 戊辰戦争奥州白河口」 白河戊辰見聞館で発売中!」
*今調べたら、↑こんな記事がありました。まだ絶版になってなければフォーラムに問い合わせて地方発送してもらうことも可能です。(ネットオークション系で入手する前に確認してみるとよいかも)

ずっと白河戦線のことをあれやこれやとプロットを練っているのですが、この金子先生の本を読んで、当時の行軍の様子を想像していると、どうしても白河に行きたくなります。

戦場だった「立石山」「古天神山」「金勝寺」など、城の北側や阿武隈川近くに、私はまだ行ったことがなくて(かなり昔に車で素通りしただけ)、旧街道との繋がりなども実際に歩いてみたいです。斎藤一の行軍ルートを目で確かめたい。

あまり観光地化されていない白河は人出もなくて、とても静かな町です。お店も閉まっているところが多いですが、立ち寄って楽しい場所が結構沢山あります。最近、「ふるカフェ系」で紹介されていた「高校生カフェ」は、脇本陣柳屋跡のはす向かいにあります。

今シーズンのふるカフェ系終わっちゃって、残念。今期もとても楽しい内容でした。次のシーズン開始が楽しみです。

裏庭 ←福島県の地域活動を知らせるサイト。記事は白河の地域情報「yorimichi」のお知らせ。素敵な情報がいっぱいで面白いです。

白河は、高等学校以上の教育機関がないので、街の若者は高校生が中心。そこが、とてもユニークで地元の高校生のまちづくり活動がステキです。こういう活動は、私の住んでいるコミュニティにはないので、豊かな文化を感じます。

小説に戻りますが、明暁シリーズの番外編も、同時に書き進めています。土方さんが中心の話。今日は、美容院に行っている間、土方さんと相馬君に関連するエピソードが思い浮かんだので、うまく盛り込みたいです。結構、今までも美容院のシャンプートリートメント中に、小説の構想が浮かぶことが多くて。シャンプー台で横たわって、半分寝ているような、半分起きているようなリラックス状態が幻想を見るのにいいようです。一種のアルタードステイツ(変性意識状態)なんだなと思っています。

そういえば、シンクロニシティも、ヘッドスパ中に最初に思いついた (・∀・)

今日、10月6日は、旧暦慶応四年八月二十一日。母成峠の戦いの日です。猪苗代の山の中にあるこの峠は、峰々が連なる高所です。気温は、普段から平地より3度から5度は低く、今の時期、かなり肌寒いです。さらに、151年前の今日は、濃霧の後に雨が降って、過酷な状況での戦いだったようです。この戦の数日後に、白虎隊第二中隊の少年たちが極寒で食糧もない中、飯盛山(市中に近い高度の低い山)で悲劇を迎えますが、斎藤さんたちも敗走状況はほぼ同様だったように思われます。

母成峠東軍戦没碑のそばの説明表示です。真ん中あたりに、「勝岩下(猿岩)」に山口二郎が配置したと書かれています。(土佐藩の谷干城率いる千名の兵と対峙。拡大するともっと良くみえるかも。旧いスマホで撮影したので不鮮明ですみません)勝岩下は、かなり岩場で山道もない場所。現在でも、かなりの装備がないと地形的に接近は無理ということです。

東軍殉職者慰霊碑。ここは間道から奥まった場所にひっそりとあります。実際に殉職者が埋められた盛り土の傍にたっています。

会津城下への侵入を防ぐ大きな戦場でした。本当に、良く闘い抜かれたものです。斎藤さんもそうですが、他の隊士の方たちも。

小説、じっくり書き進めます。アップには暫くかかるかもしれません。

私事ですが、先月のお彼岸、実家の母を連れて山陰に数十年ぶりに墓参しに出掛けました。私の両親は父方も母方も鳥取県出身で、母方のお墓は鳥取市内にあります。小さな頃は毎年遊びに帰っていた親戚の家も代変わりして空き家になっているので、ホテル泊で小さな頃の思い出の場所を母と姉妹で訪ねました。

ちょうど台風通過中で、海は荒れていましたが、「白兎海岸」に行って、原体験の海を眺めました。ここは、古事記の「因幡の白兎」の場所。大国主命が白兎を助けた場所です。妹と初めて「白兎神社」にもお参りして、沢山の兎の像に大喜びしました。最近、兎が一段と好きになっています。

今回の旅では、親兄弟と久しぶりにじっくり語り合って、もう忘れていた幼少の出来事を沢山思い出すことが出来ました。奇妙な話や地域の伝説や逸話など、山陰地方独特のものも久しぶりに聞く事が出来て、自分のバックグランドを改めて実感。貴重な体験でした。空港が3年前に「鳥取砂丘コナン空港」と改称されていて、空港内が名探偵コナンだらけになっているのにもびっくりしました。作者の青山さんが鳥取出身だそうです。私は恥ずかしながら存じ上げてなくて、鳥取県も全国的知名度アップに頑張っている様子でした。なんだか泣けてきます。

コナン人気にあやかって、沢山の人が鳥取に訪れてくれると嬉しいです。

二十世紀梨や「あごちくわ」が美味しい特産物です。冬は松葉ガニ、夏はスルメイカや岩ガキが美味しい。海岸や海は美しく、夏でも人が少なくて快適です。大山山系も素晴らしい。三朝温泉など素敵な保養地もあっていいところです。お隣の島根県や兵庫県、岡山県から少し取り残された感がありますが、素朴でのんびり旅するのにいい場所です。白バラ牛乳の乳製品も絶品です。

と、薄桜鬼とは全く関係のない、ふるさとの話をつらつらと書いてしまいました。旅はいいものですね。

それでは、皆さん。残暑が厳しいのと、朝晩の冷えで体調を崩しやすい時期です。

どうかご自愛ください。

ちよろず

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